独身の頃、ふとしたきっかけで石鹸を作るようになりました。一人暮らしのユニットバスに所狭しと置かれていたボトルは消え石鹸がひとつ。そんな生活が結婚後も続き、かれこれ10数年が経ちます。
オリーブ石鹸、マルセイユ石鹸、各種アロマオイルを使ったものなど、色々作りましたが。やっぱりシンプルなオリーブ石鹸がいちばん好きです。
以前は自作していましたが、熊本で石鹸を手作りされている方に出会い、ここ数年は製造委託をしています。
原材料はオーガニックエキストラバージンオリーブオイル(2020/8ロットよりトルコ産未精製USDA認証)、熊本県菊池市で採水した水、福岡大成製薬工業の水酸化ナトリウムのみ。余計なものは使わないディアハンサムヒューマンらしい化粧石鹸に仕上がったと思います。
製法はコールドプロセス。溶けやすいですが、使用後の水切りをしっかり行えば快適に使えます。(私は無印良品の水切りスポンジの付いた石けん置きを使って窓際に置いています。)
コールドプロセス製法は、材料に熱を加えず低温で作るために、材料に含まれる良質な成分が壊れにくいという特徴があります。油脂が水酸化ナトリウムと反応すると脂肪酸ナトリウムとグリセリンになります。この脂肪酸ナトリウムが石けんです。コールドプロセス製法では、石けんの純度を上げるための塩析という工程を行わないので、保湿成分の天然グリセリンがそのまま石けんの中に残ります。天然グリセリンが自然な形で溶け込んだ石けんに仕上がるため、優しい洗い上がりとなります。
身体、顔はもちろん、髪にもお使いいただけます。経験から、パーマやカラーをした髪に使うとバサバサ、ゴワゴワになる傾向があります。
洗髪後のキシキシが気になられる方はクエン酸リンスをお勧めします。
原材料:オリーブ油、水、水酸化ナトリウム
内容量:80g(包装時)
使用上の注意:お肌に異常がないかよく注意してご使用ください。異常が見られた場合すみやかにご使用をお止めください。
made in japan